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復職支援(リワークプログラム)ついて

勤めをする人たちが長期休職を余儀なくされることが、近年増加しています。仕事のストレスからうつ病となり、意欲や自信を喪失して休職に至ります。教育関係者の休職理由の中で、うつ病は筋・骨格系疾患(外傷)に次いで二番目に多い原因となっています。

会社や役所ではそれぞれリワークプログラムを立ち上げ、担当部課や嘱託産業医や精神科主治医が協力して、患者さんの復職をサポートします。一般に大きな企業、大きな自治体役所ほどリワークプログラムは整備されているようです。

 

ところが、リワークプログラムが手厚く整備されたからといって、復職が順調に進むとは限りません。患者さん個々の発病事情に起因して、再度休職を余儀なくされる場合が結構多いのです。休職中は仕事を忘れることが大切ですが、自宅で日々を過ごすだけでは仕事から気持ちが切り離されていないのが実情です。

 

そこで当院では福岡市や糸島市にある公共の教養・娯楽施設(図書館、美術館など)を利用して、普段はしたくても出来なかった教養と娯楽の一日を過ごして、心の回復を図る方法を考案しました。現在のところ、まずまずの好ましい成果を上げています。

 

リワークプログラムは、うつ病の行動療法と理解することが出来ます。薬物療法や心理療法と併用して行われます。

 

症状別にみると

不安 恐怖 パニック

悩む人生活の中には、いろいろな不安が生じます。あるいは存在します。人の視線が気になる不安。人の 評価が気になる不安。不安を感じて電車に乗れない。いやな記憶が不安を呼び起こす。動悸、過呼吸、息詰まり、発汗、腹痛、下痢等の身体症状を伴う不安。不安で眠れない。不登校や不 出勤に至る不安。

抑うつ感 意欲障害

気分が落ち込む。焦るが仕事が進まない。無気力で何もしたくない。見放されたようだ。世の中に関心が持てないどうにでもなれ。死んだ方がましかな。眠れない。

不安に代表されるのは不安性障害、以前は神経症(ノイロ−ゼ)といわれていたものがその代表です。抑うつ気分と意欲障害で代表されるのはうつ病です。これらは近年都市生活者を中心に著しく増加してきました。また、当院を受信される方の60%以上が女性です。うつ病の患者さんも男女比では女性が6割以上を占めています。これは男性にうつ病が少ないのではなく、医者に行く時間がないとか、医者に行かず自分で頑張って治そうとする人が男性に多いのではないかと考えられます。当院は既に多くのうつ病を治療しました。 今後もうつ病に重点を置いて、社会の要請に応えようと思います。

 

 

東洋医学の応用

東洋医学での虚症の理論と、それに対する補剤(補中益気湯(ホチュウエッキトウ)など)とは、損なわれた自然治癒力を回復するということですが、精神医学領域では損なわれた抗ストレス力を回復するということになります。いくつかの漢方製剤、たとえば加味逍遥散(カミショウヨウサン)や半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ) や柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)の精神安定作用はよく知られています。 逆に不定愁訴があって、精神科を含むいくつかの診療科を転々としている方が、苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)や四物湯(シモツトウ)のような「体のバランスを回復する」方剤の服用で症状の消褪を見る場合もあります。

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