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日本精神神経学会認定 精神科専門医
日本精神神経学会認定 精神科指導医
厚生労働省認定 精神保健指定医
医学博士
理事長 舩津邦比古

久留米大学大学院(神経精神医学教室および薬理学教室)卒業。同大学病院精神科で診療に従事するかたわらドイツに2回留学し、脳内セロトニンなど、精神医学の生物学的研究を行った。

大学病院退職後、漢方医学を小郡市福冨医院および第三医学研究会(大阪の漢方医学会)にて学んだ。
その後父が設立した伊都の丘病院に戻り、1996年から院長。
精神保健指定医、日本精神神経学会会員、生物学的精神医学会会員、日本東洋医学会会員。

 

年齢:団塊の世代。

ヨーロッパでの精神病院 老後をいきいきと過ごすために

ドイツ留学中の出来事を本にまとめて出版した。

ドレスデンの落日と復活―精神科医が見た東ドイツ終焉前夜 [単行本]

 

マックス・プランク精神医学研究所(ドイツ・ミュンヘン)

マックスプランク

 

※略歴の解説(もっと詳しく知りたい方はお読み下さい)


私が精神医学教室に入った1970年代は向精神薬が次々に開発され、精神疾患の生物面からの研究が盛んになり始めた頃でした。 私が指導を受けたI教授は、学会の中でも生物学的研究の先駆者として、高名な方でした。 I教授の指示で私は薬理学教室の大学院生となり、最近マスコミでも話題に取り上げられる脳内ドパミン、ノルアドレナリン、セロトニンの研究をすることになりました。これが私のその後を決めたわけです。

大学院卒業後もっと研究を続けたかったので、ドイツのミュンヘンにあるマックス・プランク精神医学研究所に留学しました。1979年−1981年のことです。ここではうつ病に関係する脳内物質セロトニンの研究をしました。帰国後I教授の指示で脳内TRH(Thyrotropin-Releasing-Hormone、神経ペプタイドの一つ)とドパミン、セロトニンの相互作用について研究をしました。TRHとはアミノ酸三個で構成される脳内物質です。 大学病院で診療をする傍ら研究室で実験を重ねるのは結構大変でしたが、思いがけず良い成果が上がり、海外専門紙に英文で掲載されました。 それでI教授から「もう一回(留学)行って来なさいよ」とお声がかかり、今度は南ドイツ、チュービンゲン大学生理化学研究所へ留学しました。1986−1987年のことです。

I教授が退職された後は私も父の病院へ戻り、現在は理事長として毎日診療しています研究活動で覚えたことは、現在の診療にも役に立っています。I先生からは学会に同行した際、酒を飲みながらの雑談からも薫陶を賜りました。 これも懐かしい思い出です。
I教授が生物学的研究を奨励されたお陰で、 私のすぐ下の後輩N君は産業医科大学教授に、Y君は佐賀大学教授に選ばれました。これを見ても久留米大学精神医学教室のレベルの高さが解ります。

大学病院で仕事をする内に、人間が本来有する治癒力を重視する漢方医学の理論に興味を覚え、大学退職後集中的に研修しました。漢方薬のソフトな精神作用は、妊娠中の女性でも安心して服用していただけます。

※余談:本を出版しました

ドイツ留学時代に論文を通じて知り合った教授を訪ね、当時東ドイツだったドレスデンに旅しました。国交の乏しい東ドイツに家族を連れて車で乗り込んだ、ハラハラドキドキの旅の一部始終を本にしました。